不思議の国の物語
世界観
創造主アリスが創った物語。
ハートの国 スペードの国 ダイヤの国 クローバーの国 からなる。
人間、魔法使い、人外、花や木、
ありとあらゆるものが存在する物語。
【 ハートの国 】
傲慢かつ強欲な「ハートの女王」が統治する国。
女王の興味関心を引くものが集められ、国全体の雰囲気はさながら不思議の国。
ある時アリスと名乗る少女が現れ、女王も城の者たちも国民も翻弄されていく。
アリスのお目付役に抜擢されたのは真面目が取り柄の白兎イヴ。
アリスの噂を嗅ぎつけてからかいに来たのがチェシャ猫のノア。
アリス、イヴ、ノアを中心に国中が不思議の中に包まれていく。
【 スペードの国 】
通称「冥王」と呼ばれる19歳の王が統治する国。
数々の精鋭部隊、技術力を持つ軍事国家。
冥王の側近はアランとトラスト。二人を「白のスペア」と呼ぶ。
また、冥王の直属部隊に「特晶軍」がある。
特晶軍のメンバーはみな冥王と同じ年齢の19歳。
19歳同盟とも呼ばれるその軍、そして王には隠された秘密があった。
【 ダイヤの国 】
国王と、「双子の姫」が統治する魔法に長けた国。
国民も好戦的な者が多く、争いが絶えなかった。
平和主義者の多いクローバーの国とは対立関係。
魔力が高い双子の姫は、いつしか双子魔女と呼ばれるようになる。
そんな双子魔女に魔法を教えるために一人の魔導師が選ばれた。
双子魔女は次第に魔導師に惹かれ恋をするようになるが、
その願いは届かない。届かないならば…いっそ…
【 クローバーの国 】
平和を愛する心優しき国王が統治する国。
国民もみな神への信仰心に満ち、花や木々と共に暮らしていた。
しかし、対立関係にあったダイヤの国から反感を買い、国王は魔法(呪い)で宝石化し殺されてしまう。
王女は精神を病み床に伏し、娘のモカが20歳を機に女王の座に就く。
そんなモカはある時、「百宝吐」という病に罹ってしまうが、次第に国の各地で「百宝吐」がみられるようになる。